PDFを机に広げて片付ける——紙の感覚でPDFを整理・レビューできるMac専用ワークスペースを、Mac App Storeで公開しました。
建築や設計の仕事では、ひとつの案件で何十枚ものPDF——平面図、立面図、断面図、仕様書、見積書、参考資料——を行き来します。改訂のたびに差し替え、どれが最新かわからなくなり、赤を入れて、印を押して……。気づけばデスクトップもダウンロードフォルダもPDFだらけ。
「紙なら机に広げて並べられるのに、PDFだとなぜこんなに面倒なんだろう」——そのモヤモヤから生まれたのが、Mac専用のPDFワークスペース「Sumipa(スミパ)」です。
きっかけは図面レビューでしたが、作ってみて気づいたのは——これは「大量のPDFを扱う人」なら誰にでも効くということ。仕事の契約書・報告書・マニュアル、研究の論文・資料、趣味で集めた楽譜・電子書籍・スキャンした本まで。紙の書類を机に広げて整理する、あの感覚をPDFでそのまま再現します。
雲マーク(リビジョンクラウド)、引き出し線付きコールアウト、ハッチング、スタンプなど、図面レビューで実際に使う道具を一通り。自社印を作れるスタンプエディタも内蔵しています。
図面の縮尺(1/100・1/50 など)を設定すれば、距離・面積・周長を実寸で測れます。図面をそのまま測れるのは地味に効きます。
新旧2つのPDFを比較し、変わった所に自動で赤い雲マークを付けます。出力・スキャンのズレも自動で位置合わせしてから差分を取るので、「ずれただけ」の誤検出を防げます。
OCRでスキャンPDFをテキスト化。「あの単語、どのページだっけ」を一発で見つけられます。付けた注釈や計測は自動で一覧化し、CSV/PDFで書き出せます。
日本製のMacアプリとしてApp Storeで公開中です。図面や大量のPDFと日々格闘している方、よかったら一度「机に広げて」みてください。